Louis Poulsen パテラ

※要電気工事の製品は、コードカットは通常現場作業ですので、ご相談があった場合のみ個別対応致します。
※延長はメーカー対応のみです。

ディースタイルカフェ(mmis実店舗)で使っているパテラを大解剖！

パテラのデザイナー、オイヴィン・スロットは、デンマーク・デザインスクールで修士号を取る前、にデンマーク王立音楽アカエデミーで音楽を学んでいます。

なので、彼のデザインは詩的なものが多いとされていますが、私はカフェに高く吊るされたパテラを見ていると数学的な理系的クールビューティーを感じてしまいます。美しい物、整列された物、規則性のある物、そういう物に囲まれていたらどんなに脳内がスッキリするのかしら・・・そんな風に感じてしまいます。

このシェードはとても軽くて材質は塩ビのカッティングシートです。ノートの下敷きくらい軽くて薄い素材。これが緩やかなカーブで曲げられていてきれいな球形になるように組まれています。見れば見るほど「ザ・理系！」という感じがします。電球は３種類選ぶ事ができます。白熱電球、ＬＥＤ電球、組込ＬＥＤ電球。それぞれお値段が違います。
mmis清瀬のカフェにはパテラが高い位置に付いています。 下から見上げると渦を巻いているように見えます。フィボナッチ数列という有名な数列に基づいて作られたパターンだそうです。インテリアをやってるとこの数列、実はよく出てきます。あのコルビジェが作り出したモデュロールという数列も、人体の比率とフィボナッチ数列と黄金比に基づく数列だそうです。もっと、身近なところで、ひまわりの種の付いてる丸い部分もフィボナッチ数列、アンモナイトの巻きもフィボナッチ数列だそうです。とっても身近な数列なんですね。


広い店内のちょうどサラダバーから戻ってくる方向から見るときれいな球形がかわいい。mmis 清瀬のカフェ、ディースタイルカフェは11:00-14:00までのランチタイムがあり、その時間はスープ＆サラダバー形式になっています。自由にお好きなものを取りにいくので、店内を見渡す事ができます。その時に、席の方向にも寄りますが、宙に浮かぶ丸いパテラが目に止まります。近くにはPH5のローズグラデーションも吊ってあります。ありそうでなさそうな完全なる球形の照明が雑然としたカフェの空気の中で異彩を放ちます。

パテラは電球の付いたソケット＆コード部分とシェードの2部構成になっていて、合体はただでっぱりに引っ掛けてるだけなのです。ちょっと不安定になる位、簡単なものです。なので、お掃除はちゃんと取り外して行いましょう。取付け、取外しは簡単なので、月に1回やっておくと、気持ちがいいです。私は毎月25日が電気の埃取り日にしています。私的には25日に何の意味もないです。三条凛花さんという家事とか家計簿の指南をしている人気ブロガーさんの、何にも考えなくていい家事リストに沿うと25日は家電の埃とりとなります。

私たちはパテラを拭く時はいつもは乾拭き。穴がとってもとっても細かいので貧血起こしそうですが、穴の奥はそんなに埃がたまらないので本当にサッと拭くだけです。これはオルヴィンの愛でしょう。 たまに連休前の大掃除日は液剤を使ってあげたくなりますが、直接吹き付けると穴に入った液剤を１つ１つ拭き取ると、死にたくなるので、やめた方がいいです。 柔らかい布に薄めた液剤を付けてそっと拭いてあげて下さい。 新生児の沐浴の要領でお願いします。 結構甘やかして育てて下さい。 いつまでも愛がいっぱいの光をキラキラと放ってくれます。

使っている洗浄液はユニタスファーイーストのホームケアクリーナーです。これは、家の中の家具、家電のほとんどに使用できてしかも除菌力が高いのでホームケアを預かる主婦には嬉しい洗浄液です。特に、水吹きなどの仕上げはいらないのでいつも手の届く場所に置いておけばお部屋の中はいつもピカピカ。私は洗面台の近くに置いておいて、黒ずんできたら使っています。長年使用した古い洗面台も新品の風が吹き荒れますよ。とてもおすすめアイテムです。


夕暮れ時のパテラ。

今使っているのはLED電球の全方向タイプです。パテラの穴という穴から光を放っています。でも、決して眩しくて不快な気持ちにはなりません。ルイスポールセンの照明は、人に一番優しい光の量を知っています。人の気持ちの一番近くにいる灯りなのです。

パテラは、無数のひし形のセルで構成され、モダンなシャンデリアとも呼べる輝きを発する球体です。ひまわりや巻貝などにみられる自然界の螺旋カーヴを用い、フィボナッチ数列をもとにした複雑なパターンでデザインされています。ひとつひとつのセルが光源の直接光を遮りますが、下方45度（左右22.5度 ）に向けてはセルの開口部が直接光を放ち、下方を効率よく照らします。3つのサイズがあり、建築空間を理想的なバランスで照らしだします。最小のO450タイプは卓上に低く吊り下げるのに最適なサイズです。

オイヴィン・スロットが設計したパテラペンダントは、古典的なシャンデリアの良さを現代的に解釈したペンダントとして2015年に発売しました。

360 度に広がるソフトな光は、複雑な設計に基づくものです。パテラはさまざまな位置に配した無数のセルで構成されており、それらが発する自然な光が周囲の人々と空間を引きたて、好ましくないシャープな影を防ぎます。パテラのフォルムはどの角度から見ても美しく、フィボナッチ数列に基づくパターンが、それぞれの視点で異なる印象を与えます。

「究極の目的は、三次元の数独パズルを作り出すことでした。それは非常に数学的な試みでした。実際、わたしがこれまでデザインした照明のなかで最も複雑ものになりました。そこには詩的な要素があるように思われました。わたしは、現代のシャンデリアを作りたかったのです。人々がこのランプの周りをまわってみたり、違う角度から見てみたくなってくれれば、嬉しいです。そして、この照明から生命力を感じてくれることを願っています。」(オイヴィン・スロット)

洗練さと斬新さを併せ持つパテラは、空間に魅力を加えます。一灯を吊り下げると、空間のなかに光の焦点をつくります。１つの、あるいは3つのサイズを１列に、またはランダムな配置で並べると、星空を見上げる時に感じるマジックのような感覚を生みだします。